「もったいない!」を英語で表現すると?
"What a waste! "
「もったいない」という言葉はなんでも粗末にせず大切にする日本独特の精神を含んでいます。
それでぴったり当てはまる英語はありませんが、それでも近い意味合いを表す言葉はあります。
そもそも「もったいない」とは価値あるものが十分に活かされていなくて惜しいという意味で使われます。
そこで英語では"waste"を使って「無駄にしている」と表現するのが一番近いニュアンスを伝えることになります。
たとえば、食べ物を残している人に、「無駄にしているよ」と指摘することで「もったいないよ」という意味合いが表現できます。
What a waste! ⇒「もったいない!」
直訳すると「なんて無駄なんだ!」となります。
ここから
「もったいない!」
「浪費している!」
という意味になります。
他にも似た表現として次の言葉もよく用いられます。
"That’s a waste."
「それはもったいないよ」
ただし"waste"は比較的きつい表現ですので、場面を選ばないと相手の気分を害してしまう可能性があります。
もう少し穏やかな表現として"too good for ~"というフレーズもあります。
これは「あまりにも良いので~にはもったいない」です。
例えば
"This dress is too good for everyday wear."
「この服は普段着にはもったいない」
となります。
ただやはり粗末にしてはいけないよ、無駄にしたら駄目だよという本来の考えを伝えるには"waste"が妥当かなと感じます。
「もうこれ以上食べられないわ。だから、これ捨てといてね」
"What a waste!"
「なんてもったいない!」